サウジ・イラン外交断絶、和平協議など影響懸念、Twitter [ニュース]
サウジアラビアは、イスラム教シーア派の指導者の死刑を執行したことに反発した
デモ隊によってイランのサウジアラビア大使館が襲撃されたことを受け、イランと
外交関係を断絶しました。
両国の対立が決定的になったことで、シリアの和平協議や過激派組織IS=イスラ
ミックステートとの戦いなどで、悪影響が出ることが懸念されています。
サウジアラビア政府は3日、シーア派の指導者の死刑を執行したことに反発したデ
モ隊によって、イランにあるサウジアラビア大使館が襲撃されたことを受け、イラ
ンとの外交関係を断絶すると発表しました。
これに対し、イラン政府は「外交関係を断っても、シーア派の指導者の死刑を執行
したという大きな過ちは覆い隠すことはできず、
サウジアラビアが戦略的な誤りと軽率な対応で地域の安全を脅かすのは、これが初
めてではない」などと批判しました。
イランとサウジアラビアは、内戦が続くシリアで、アサド政権と反政府勢力をそれ
ぞれ支援していて、両国の対立が決定的になったことで、内戦終結に向けて今月に
も始まる和平協議に悪影響が出ることが懸念されています。
また、両国にとって共通の敵となる過激派組織ISとの戦いや、対立する勢力を両
国がそれぞれ支援するイエメン情勢を巡っても、今後の協力の可能性が遠のき、中
東の不安定化に拍車がかかる懸念が高まっています。
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